韓国で2016年12月2日〜2017年1月21日に放送された『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』のドラマの名前にもなっているこの”トッケビ”って何なのか?意味は?
このブログでトッケビの意味やどんな存在なのか知ることができます!
最後まで見てくれたら嬉しいです^^
(ネタバレあります!自己責任で読み進めてくださいね)
トッケビって言葉ドラマで知ったけど、なんのこと?意味は?そもそも何者なのか?
朝鮮半島に古くから伝わる伝承でトッケビとは、”鬼”や”鬼神”のことを言うそうです。
日本語で直訳すると「鬼」とでてきます。
(「ドッケビ」「トケビ」「ドケビ」などとも呼ばれている)
精霊と妖怪の中間のような存在で、不思議な力を持ち姿は人間に近いんだそう。
そして、人間との交流を好み悪戯が好き。
地域ごとでいろんな伝承がされているため、地域によって性格や能力に違いがあるんだそう。
なぜなら、使い古しの捨てられた箒などの”もの”がトッケビに変わるといわれているため”もの”が違えば中身も違うとの考えからのようです。
神と人間の間を繋ぎ、祀られている地域もあるんだとか。
起源は、地域や時期はわかっていないようです。
トッケビの意味は日本と韓国では違いがあった!
トッケビを日本語で訳すと「鬼」と訳されることが多いようです。
鬼というと…赤や青いカラダにツノが1〜2本生えていてトゲトゲのついた棍棒を持っていて乱暴者なイメージ。
それこそ昔話に出てくる”桃太郎”の鬼は鬼ヶ島に住んでいて、人間を困らせる存在です。
でもトッケビは鬼と言っても日本の鬼とは全く違い、神に近い存在を指すそう。
人々に福をもたらす不思議な力を持っていて、韓国では「福の神」として信仰する風習もあるそうです。
困っている人には手を差し伸べ福を与え、反対に悪い人には罰を与える存在だとか。
韓国のトッケビの意味を考えると、どちらかというと鬼神という日本語訳の方が私としてはしっくりくる感じがあります。
妖怪と精霊の中間とも言われているそうです。
それは私の中でいまいちピンときませんが、なんとなくイメージはわかった気がしました。
そして、日本と韓国の「鬼」は全く別物の存在のようです。
ドラマでのトッケビの意味とは。役割は?伝承の”トッケビ”と近いところはあるのでしょうか?
ドラマトッケビでは高麗時代に冤罪で殺されてしまいますが、神によって”トッケビ”として不死身の命を与えられます。
不死身であるが故に大事な人を失い続けていくことに疲れてしまったトッケビは、永遠の命を終わらせるためにトッケビの花嫁を探し続けていました。
のちのトッケビの花嫁の命を救ったり、悪霊から守ったりと守護神の役割も果たしていましたね。
やはりドラマのなかでは、鬼神という神に近い存在だったと思います。
伝承のなかでのトッケビはそばが好きと言われているからか、ドラマトッケビもそばの花畑が出てきたり、確かトッケビとトッケビの花嫁のチ・ウンタクが結婚式を挙げたのはそばの花畑のなかで花束がそばの花束だったと思います。
そば君と呼ばれているキャラクターも出てきていました。
そして、トッケビ(キム・シン)がウンタクの初恋の人に嫉妬をしているシーンが何回か出てきますが、それも伝承で嫉妬深いと書かれていることもあるからなのかなと思ったりしました。
トッケビの意味〜まとめ〜
日本の鬼は人に危害を加える悪いイメージが強いですが、韓国は鬼と言っても神に近い存在で人を助けたり願いを叶えてくれたりと良いイメージです。
ですので、日本とは真逆のような存在ということがわかりました。
そもそも鬼と言っても日本語で訳すと”鬼”と言われているだけで、韓国語の”トッケビ”は鬼ではなく全く別の存在なのかもしれません。
そう考えると同じ鬼でも国が違えば全然違う存在であることが面白いなと思いました。
今回はたまたまドラマトッケビからトッケビの意味ってなんだろう?となり調べてみましたが、他にもそういう言葉って沢山あるんだろうな〜国や文化の違いって面白い!と発見がありました。
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